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12話-10 抱えて、抱き締めて。

مؤلف: 空野瑠理子
last update تاريخ النشر: 2026-06-24 11:00:57

リリシアの首元で、ネックレスが神聖な輝きを放ち始める。

かつての苦しみさえもその身に抱えたまま、もう一人のリリシアは、淡い霧となって清らかに浄化されていった。

すると、その一部始終を眺めていたテオが、呆れたような、けれどどこか隠しきれない驚愕の色をその瞳に浮かべ、気だるげに歩み寄ってくる。

「……まさか、結界も張らずに浄化するとはな。……それに、わたしには光がある、だぁ? 俺までその光の中に含まれるってのか」

リリシアは穏やかに微笑み、真っ直ぐにテオを見つめた。

「はい。テオ様が……貴方が、折れそうなわたしの心を繋ぎ止めて下さらなかったら、乗り超えることは出来ませんでした。……心から、感謝致します」

テオはわざとらしくそっぽを向く。

「礼とか別に要らねぇ……これで、全ての修行は終わりだ」

――――ああ。やっと。

やっと、わたしは全てを受け入れ、合格出来た
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usasan
また、2人が無事に会えて良かった!
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